Factory's FileMaker Plug-in 2
(更新日:2012/4/11)
Factory's FileMaker Plug-in 2は、FileMaker Proが標準でサポートする画像管理機能、ファイル操作などの機能を拡張し、様々な要求に応じた画像データベースの構築を可能にするFileMaker Pro専用プラグインです。
例えば、ローカルあるいはネットワークサーバなどの外部に置かれた大量の画像ファイルをマルチプラットフォーム環境から効率よく管理したり、個々の画像に対して回転/拡大/縮小/移動など、FileMaker Proに用意されたオブジェクトフィールドを使った画像管理よりも自由度が高く、実用的な画像データベースの運用が可能となります。
上記スクリーンショットはFactory's FileMaker Plug-in 2に含まれるサンプルファイルです。
実際には、FileMaker Proで実現可能な思い通りのレイアウトやシステムで利用することができます。
目次
Factory's FileMaker Plug-in 2の新機能
- 新機能
- ftpを利用したファイルのアップロード/ダウンロードが可能
- ローカルにあるファイルをftpサーバにアップロードし、そのリンク先のURLをパス情報として自動セットすることにより、インターネットを利用した画像データベースの構築が可能
- Exif情報の取得
- Windows環境においてもEPS*1をサポート
- QuickTimeにラッピングされること無く純粋なJPEG圧縮をサポート
- 関数数
- FileMaker Pro 7以降のプラグイン形式および関数書式に完全対応
- 従来のFactory's FileMaker Plug-in
- External( "FImg-DrawImage", gParam )
- Factory's FileMaker Plug-in 2
- FaImg_DrawImage( sample::gParam )
- Mac OS X Leopard(Universal Binary)、Windows Vistaに対応
- FileMaker Pro 8.5、9に対応(Advanced含む)
主な特徴
- 画像表示関連
- FileMaker Pro内に画像を持たず、パス情報による画像管理が可能
- インターネットを利用しWebサーバ内の画像を表示できるURLパスをサポート
- URLパスの例:http://www.xxx.co.jp/graphic/abc.jpg)
- レコード毎、画像毎に拡大/縮小、回転、移動、重ね合わせ、トリミングなど様々な画像表示方法を設定することができる
- 指定エリアに対する背景色が設定可能
- クリックした座標を取得することができる
- 例:クリックした位置を拡大/縮小したり、クリックした位置に画像を描画するといった利用法も可能
- QuickTimeがサポートするファイルタイプの静止画像およびEPS*1を表示することができる
- ファイル管理/操作関連
- ファイルのパス情報を利用することにより、実データをFileMake Pror内に持つこなく大量の画像ファイルを効率よく管理することが可能
- ftpを利用したファイルのアップロード/ダウンロード
- ファイルサーバが提供するネットワークボリュームをサポート(ユニバーサルパス*2)
- マルチプラットフォーム間で、ファイルサーバ上の画像を管理/表示することができる
- FileMaker Proのオブジェクトフィールドに対しても自由度の高い画像登録が可能
- ファイルやフォルダの作成/コピー/移動/削除/リネームなどをサポート
- ファイル検索機能
- ファイルの情報については、パス情報およびファイル名、拡張子、クリエータ、種類、サイズ、作成日、修正日などのファイル情報およびExifを取得可能
- FileMaker Proから他のアプリケーションを起動し、表示中の画像を編集することが可能
- ファイル選択時、あるいは保存時におけるファイル選択ダイアログやフォルダ選択ダイアログの操作が可能
- メッセージに対し、任意の複数ボタンを配置したダイアログを設定可能
- メッセージを伴った入力フィールド付きのダイアログを設定可能
- フォルダダイアログで選択したフォルダ内の複数画像情報も一括して取得することができる
- 画像保存関連
- オブジェクトフィールド内にある画像をファイルとして保存したり、外部にある画像ファイルを保存可能
- オブジェクトフィールド内の画像に対し、フォーマット変換や再圧縮を行うことも可能
- 同一エリアに表示中の複数の画像を重ね合わせた状態で保存することが可能
- 例:メインの画像の任意の箇所に固有のマークを付けて保存することができる
- 元の画像をスケーリングし、FileMakerのデータとして取り込むことができる。
- 例:プレビューイメージとして小さい画像を作成することが可能。もちろん、オリジナル画像データをそのまま取り込むこともできる
- QuickTimeがサポートするファイルタイプで画像を再保存、あるいはファイルとして書き出すことができる
- OSおよびネットワーク関連
- マルチプラットフォームに対応。Mac OS XやWindowsが混在するネットワーク環境で利用可能*3
- *1:Photoshopのクリッピングパス付きEPSには未対応
- *2:マルチプラットフォーム間で共有できるパス形式で、弊社固有の方法で作成されるパス情報
- *3:それぞれのOSに対応したプラグインが必要
動作環境
- 共通
- FileMaker Pro(Advanced含む):ver.8.5、9、10、11
(11におきましては一部制限があります。また、FileMaker Pro 12には対応していません:詳細はサポートページをご参照願います)
- QuickTime:ver.7.x以上(必須)
- Mac OS X版
- Windows版
価格(Mac OS X版、Windows版共通)
- パッケージ版:20,790円(税込み、マニュアル等はPDFファイル)
- ノンパッケージ版:17,640円(税込み、Webよりダウンロード)
- サイトライセンスパッケージ:
詳細はソフトウエアに同梱されるドキュメントをご覧ください
- ランタイムアプリケーションライセンス:詳細はソフトウエアに同梱されるドキュメントをご覧ください
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