FM Marker 2 Help

(修正日:2017/5/10)

 

 

 

FileMaker 16 compatibility

FileMakerの最新バージョン「FileMaker 16」では、セキュリティー強化によりURLによるFileMakerスクリプトの実行について新しく追加された拡張アクセス権「fmurlscript」の設定が必要になりました。
そのため、弊社製品「FM Marker 2」をFileMaker Go 16で使用される場合は、FileMaker Pro 16およびFileMaker Pro 16 Advancedで使用されるファイルの拡張アクセス権に「fmurlscript」を設定する必要があります。
スクリプトの記述については変更する必要はありません。

 

factory+fmmarker2:// URL Scheme

iOSデバイスにインストールされた FIleMaker Go 12~16のデータベースファイルから factory+fmmarker2:// URL Schemeを使用して FM Marker 2 を起動することができます。
FM Marker 2上でマーキングした後、画面右下にある実行ボタンをタップすることによってFM Marker 2 でマーキングしたデータはクリップボード保存されて FIleMaker Go 12~16に渡されます。

 

Capturing Sign with factory+fmmarker2://capture

起動した FM Marker 2 でマーキングしたデータは 'capture' アクションを使用して取り込みます。
factory+fmmarker2://capture URL 形式は以下の通りです(各括弧の項目は任意です):

factory+fmmarker2://capture?
<parameter name>=<parameter value>
[&<parameter name>=<parameter value>
[&…]]

複数のパラメータ名に対して、それぞれ値を指定します。例えば、マーク時に利用するペンの色や太さを指定します。

 

例題

FM Marker 2 では、背景画像を配置し20ポイントの赤いペンででマーキングした後に FIleMaker Go 12~16に戻り、Marker.fmp12 データベースの MarkPaste スクリプトを実行する。エリア全体が返り値になります。

factory+fmmarker2://capture?
fmdb=Marker.fmp12
&script=MarkPaste
&penwidth=20
&pencolor=1,0,0
&background=clipboard
&bouns=whole